株式会社広原畜産

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苦労話

蓮根豚は私たち広原畜産だけの力では生まれなかったと思います。苦労話としていますが、どちらかと言いますとそんな苦労する壁を一緒に越えていただいた方への感謝の気持ちを込め、エピソードとして残しておきたいお話です。蓮根豚を食べていただく方には、”おつまみ”として読んでいただけたらと思います。

蓮根のサイレージ化

 2010年夏、私たちはレンコンの入手に苦労しました。蓮根は冬のものなので夏には豚に与えるほどの量を確保が出来なかったのです。当時かすみがうら市内などで農家の指導に関わり、現在は県畜産センター養豚研究所(稲敷市)にいる石井貴茂・主任研究員に相談して、乳酸発酵のアイディアが生まれた。牛の牧草の保存では一般的だが、養豚では異例だったそうです。
 一口大に砕いたレンコンを乾かし、真空パック状態にして日の当たらない物置で約1か月寝かせると、ヨーグルトのような酸っぱい香りが広り、「これは成功なのか?」と。同センターで分析すると、レンコンそのものに含まれる乳酸菌で発酵できたとわかった。未開封なら約1年間保存できることもわかり、蓮根のサイレージ化を成功しました。
 県畜産センターでも近年、廃棄される食品の残りを飼料に活用する道を探っていたらしく、石井さんからも「現場の声から生まれた蓮根豚作りや乳酸発酵の技術は、別の現場に普及しやすい」と期待していただいています。

ブランドとしての確立

 生産に成功した蓮根豚ではありましたが、当初認知度が無く”一般豚”としてしか扱っていただけませんでした。地域主催や都内で行われるイベントに積極的に参加し、その場で調理し食べていただいて地道ではありますが、繰り返しました。目の前で食べていただいた方からの「美味しい!」に励まされ「どこで買えるの?」まで聞かれるようになりました。そんな時、蓮根豚の営業・販売に関わってくれる農産物販売「ハコボ」(取手市)の渋谷美輝代表からのインターネット販売も加わり認知度は徐々に広がりました。「地域循環型の取り組みに注目し、都内の業者が購入することが多い」と購入者からの声もいただき、いまでは蓮根豚を扱っていただける飲食店さんや学校まで拡げることが出来ています。

発酵させる堆肥作り

蓮根畑に戻す”堆肥”は豚プンから作ります。作るにあたって豚プンを発酵させるわけなのですが、中途半端な発酵では家畜特有の匂いが残ったりし、畑に匂いが移ったりもします。どのようにしたら匂いの無い堆肥作りが出来るのか、東京の教授のところへお邪魔しご教示をもらい、研究を重ね発酵中は堆肥温度が75℃までになります。湯気が出る熱さにまでなる蓮根豚の豚プンは匂いもなく、堆肥として利用してもらえるようになりました。

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